以前から準備中と報道されていたマレーシアのデジタルノマドビザ
DE Rantau
の具体的な内容が発表されました。
今わかっていることをまとめます。
De Rantauとは?
公式サイトから引用
DE Rantauとは?
DE Rantauプログラムは、マレーシアをASEANにおけるデジタルノマドのハブとして確立することを目的としており、同時に、マレーシア全土でデジタルの普及とデジタルプロフェッショナルモビリティおよび観光を促進することを目的としています。DE Rantauプログラムは、デジタルノマドをサポートする活気あるエコシステムの構築を通じて、地元の人材と外国人ノマドの両方に利益をもたらすことになります。デジタルノマドは、マレーシアのさまざまな場所に移動してリモートで仕事をすることができ、安定したブロードバンド接続やノマドライフをサポートするさまざまな施設やサービスを利用することができます。
What is DE Rantau?
The DE Rantau programme aims at establishing Malaysia as the preferred digital nomad hub in ASEAN while boosting digital adoption and promoting digital professional mobility and tourism across the country.The DE Rantau programme will benefit both local talents and foreign nomads via the creation of a vibrant ecosystem that supports digital nomads. Digital nomads can travel and work remotely across various locations in Malaysia, while having access to stable broadband connectivity and various other facilities and services that support the nomadic lifestyle.
※DeepL翻訳
内容
デジタルノマドとは Type of Digital Nomad
- デジタルフリーランサー、個人事業主
- リモートワーカー(フルタイム、パートタイム)
※会社員でもオフィス通勤する必要がない人
専門領域 Domain of Profession
IT(ソフトウェア開発、UX、UI、クラウド、サイバーセキュリティ、ブロックチェーン、AI、機械学習、データ関連など)
デジタルマーケティング、デジタルクリエイティブコンテンツ、デジタルコンテンツ開発(すべてのデジタルドメイン関連業務)
就労証明 Proof of Work
- デジタルフリーランサー / 個人事業主
有効なプロジェクト契約
契約期間 > 3 か月、複数契約可能
顧客は地元企業と外国企業の両方である可能性があります - リモート ワーカー
有効な雇用契約
契約期間 > 3 か月
雇用主は外国/マレーシア以外の企業
年収 Annual incom
年収24,000ドル以上
※約350万円
パスの種類 Type of Pass
プロフェッショナル・パス(Professional Visit Pass)
※既存のパスにある Professional Visit Passs とは少し違う種類か?
>本パスは、契約内容や目的などに応じて最長1年認められるが、本パス取得者の家族の帯同は認められていない。また、企業研修生については、6カ月までの認可となっていて延長は認められていない。
外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用(JETRO)
https://www.jetro.go.jp/world/asia/my/invest_05.html
滞在期間、更新、帯同 Features
- 滞在期間は3ヶ月以上12ヶ月まで
- パス更新により最大12ヶ月延長
- 配偶者、子の帯同可能
料金 Fee
料金は申込者が
RM1,000=約3万2千円
帯同者が
RM500=約1万6千円
申し込み方法 Application
2022年10月1日から公式サイト(下記参照)に受付開始。
公式サイト Official site
公式サイト
外国人向け案内
https://mdec.my/derantau/foreign/
疑問
納税は?
会社員のリモートワークは所属する会社の国に納税して
個人事業主はマレーシアに納税するのかな?
税制優遇はないのかな?
滞在エリアが制限される?
公式サイトではよくわかりませんでしたが
地元のニュース記事では
ペナン、ランカウイ、ケダ、クアラルンプールを
第1段階のエリアにすると大臣が説明したようです。
Penang, Langkawi, Kedah, KL part of DE Rantau to turn Malaysia into digital nomad hub
https://www.thestar.com.my/tech/tech-news/2022/09/13/penang-langkawi-kedah-kl-part-of-de-rantau-to-turn-malaysia-into-digital-nomad-hub
今回は全体像を説明する情報の発表でしたが
10月1日に申し込みが開始するので
詳細な情報はもうすぐ明らかになるでしょう。