povo2.0が海外ローミングに対応 最安か?海外在住者に新たな選択肢

povo2.0海外ローミング開始

ついにKDDIのpovoが海外ローミングを開始すると発表しました。

わたしのような海外在住だけど日本の電話番号をなるべく安く維持したい、通話もデータ通信も不要だけどSMSは受信したい、というユーザーの選択肢になりそうです。

結論からお伝えすると、povo2.0での

年間最低維持費は 1,280円 だと思われます。

今回マレーシアでの利用を想定したサービス内容・料金を調べて、他社通信会社との比較してみたのでシェアします。

povo2.0の特徴

KDDIのpovo2.0の特徴をおさらいしましょう。

基本料金は無料!

一番の特徴は基本料が無料

通話もせず、データ通信も一切しなければ維持費はかかりません。

※条件あり、以降を参照

トッピングを組み合わせて使う

通話・データ通信などを利用するためには、

トッピングと呼ばれる通話・データ通信プランを購入して利用します。

データ容量を少ししか使わない人、大量に使う人にも最適に利用できるよう、各自でトッピングを柔軟に組み合わせて使うことができます。

※ただし180日以上なにも購入しないと利用停止※

基本料が無料だったら、海外在住者の望みである「安く日本の電話番号を維持したい!」が0円で実現できるじゃん!

というわけにはいきません。

基本料無料には条件があり、180日以上トッピング等なにも購入しないと回線が利用停止、契約解除となります。

基本料 0円
※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。また同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、税込3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。
利用停止・契約解除の条件 180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。ただし以下のコードをご利用の場合は、対象から除外します。
・スマホギガトレードで進呈したトレードコード
・Amazonで購入いただいたエントリーコード

引用元:

povo2.0サービス詳細
https://povo.jp/spec/

さて、今回発表された海外ローミングの内容をみてみましょう。

povo2.0 海外ローミングの内容

KDDI(と沖縄セルラー)は2023年7月20日から順次、povo2.0にて海外ローミングサービスを開始すると発表しました。

対象国は160カ国以上、

提供サービスは音声通話/SMS/データ通信。

対象国の中には我らがマレーシアも入っています。

引用元:

povo2.0、海外ローミングを7月20日から順次提供開始https://povo.jp/news/newsrelease/20230719_03/

マレーシアでのサービス内容・料金

マレーシアでのサービス内容

マレーシアでの利用内容を確認します。

提供されているサービス内容はすべて利用できるようです。

通話やデータ通信などの料金は国別で違うようです。

↓マレーシアの場合

引用元:

海外ローミング対象国一覧からマレーシアを検索
https://povo.jp/service/international_roaming/area/

マレーシアでの利用料金(最安のトッピング)

次にマレーシアでの利用料金を確認します。

povo2.0ではデータ通信のことをデータトッピングと呼び、その種類が3つに分かれており、データ容量と有効期間によって料金が決まります。

  • レギュラートッピング
  • エリアトッピング
  • ワイドトッピング

マレーシアでは3種類とも利用できるので、その中で購入できる最も安いトッピング料金

レギュラートッピングのデータ容量0.5GB、有効期間24時間の640円です。

最安640円のトッピングを180日おきに2回購入することで

年間最低維持費 1,280円 に抑えることができると思われます。(640円×2回)

引用元:

povo2.0海外ローミング説明ページからトッピング別料金
https://povo.jp/service/international_roaming/

 

さて、次は他通信各社との比較をしてみました。

日本通信 vs 楽天モバイル vs povo2.0 比較

これまで海外在住者が日本の電話番号を維持するために人気の通信会社は日本通信楽天モバイルかと思います。

2社は安価に提供してくれています。

日本通信の合理的シンプル290プラン
→月額292円(基本料264円+ユニバーサル料2円+消費税26円)〜

楽天モバイルの最強プラン
→データ通信3GBまで月額1,078円(980円+消費税98円)〜

今回povo2.0が加わったことにより選択肢が増えてうれしいですが、どれを選べばいいか分かりにくいので海外在住者の視点で比較表を作ってみました。

日本通信
合理的シンプル290
楽天モバイル
最強プラン
KDDI
povo2.0
サービス内容音声通話:◯
SMS:◯
データローミング:×
音声通話:◯
SMS:◯
データローミング:◯
音声通話:◯
SMS:◯
データローミング:◯
eSIM
料金
年間最低維持費
3,516円/年
292円/月×12ヶ月
12,936円
1,078円/月×12ヶ月
1,280円
640円(※)×2回
その他海外データローミングは利用できない。専用アプリ使用で通話料無料。
データ2GB/月込み。
楽天ポイント払い可。
180日間以上有料トッピング購入等がない場合、利用停止、契約解除の可能性。
※マレーシアでの
トッピング最低料金が
0.5GB24時間640円

amazonジャパンでもpovo2.0のエントリーコードが販売されていますね。

まとめ

3社はそれぞれ特徴があり、料金だけをみるとpovo2.0が安くすみますが、わたしは自分で忘れずに180日おきにトッピング購入をするのは面倒だなと思いました…

でもいま利用している日本通信の半額で維持できるのは魅力的です。

そして楽天経済圏の住人であれば、やはり楽天ポイントで払えてデータ容量2GB/月が付いている楽天モバイルは捨てがたいでしょう。

選択肢が増えてうれしい悩みです。

みなさまはいかがしますか?

 

それでは今日はこんなところで。

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