こんにちは、子供に「パパはお仕事なにしてるの?」と聞かれてしまうほどいかがわしいマサキです。
さて、
思わず長文になってしまったので、結論を先にお伝えしておくと
孫さんのインタビューがすばらしくてご紹介したい
改元が意外にもいいなと思った、この新しい風に乗ってまた自分も変わっていきたいし
セミリタイアして海外移住するような大それたことしたければ、人と違った道を歩かなければならなくて
孫さんの言葉でいう、いかがわしくなるべきだと思う。
そして、わたしがセミリタイアして海外移住を実現できたきっかけの本を紹介しますよ。
という内容になっています。
いかがわしくあれ、新しい文化に立ちすくむな 孫正義
平成から令和へ – Yahoo! JAPAN特集
https://heisei.yahoo.co.jp/
IT業界を代表する起業家の何人かがインタビューされているのですが、
中でもやっぱり孫さんの言葉がすごくぐっときました。
平成は失われた30年間。日本は、まるごと下っていってしまった。昭和末期の1980年代、日本が「電子立国」と言って、家電を中心にすごく自信満々な時期がありました。そのときに、いわゆるソフトウエアのことをバカにしている人たちがいました。
僕らがいくら、「これからはソフトの方が大事ですよ。ソフトこそが頭脳で、ハードは言ってみればただの箱、道具にすぎません。ソフトが主役になる時代が絶対に来ます」ということを言っても、「ハードウエアこそが主役である」と。いかがわしい若い小僧たちがソフトウエアだとはしゃいでいるけれども、わけがわからないし、アルバイトで雇って書かせておけばいいと。そういう“大人”が多かった。
言い換えると、日本の悪い癖は、自分たちがわかる過去の世界のことを本業と呼ぶ。本業からはみ出すやつは危険なやつだと、邪道だと、すぐに言いたがって、いかがわしい目で見るわけです。最近で言うと、「月に行く」と言いだすと、メディアもよってたかって厳しい目を向けたりね。いや、確かに彼らはいかがわしいですよ。でも、そのいかがわしさが必要なんですよ、堰を越えて波に乗るためにはね。
わたしもインターネットが日本にきはじめたころ高校生、大学生あたりで、メール、ホームページなどが楽しくて、そのままHTMLやプログラミングにのめり込み、SIerでSEをやり、のちにネット企業に転職して合わせて21年間IT業界でエンジニアをしてきました。
孫さんがいう ”いかがわしい若造たちをバカにする大人たち” というのは共感しますね。
当時、就職先人気ランキングではマスコミ、銀行、自動車、商社、家電とかしかでてこないし、経済ニュースに取り上げられない、世の中的にあまり話題にならない、相手にされてないと感じていました。
合コンにいって女の子に職業を説明してもだいたい理解してもらえなかったですよ。
SEってなに?は?プログラム?、オタクでしょと思われてぜんぜんモテなかったです(笑
でも社会的にとても意義があるし、世の中にいいこともいっぱいしてる、ぼくらの業界だってもっと評価されていいはず、相手にしてくれよ!と。
でも時代がやっと追いついてきたのかなと思いますね。
引き続き自動車だって、商社だって家電もほかも大事だけど、ITも大事だよね、世の中の基盤としてまだまだ成長が期待される大事な分野だよね、とだいぶ認知されてきたなと感じます。
孫さん率いるソフトバンクも時価総額であの巨人NTTを越えて、トヨタに次ぐ2番めになり、世界でも屈指のITコングロマリットグループとして存在感を発揮しています。
そして個人的には、黎明期のIT、インターネット業界に身を置き、若い元気なうちに働けたことはいい経験だったなと思います。
IT、インターネットを使いこなすことがいまの海外移住でもとても役に立っているし、これからも益々重要になり、
新しい文化に立ちすくんでいる と
使いこなせないひとと、使いこなせるひとの差はもう取り戻すことできないほど開いていくでしょう。
そして孫さんのインタビューを読んで、やっぱりいかがわしくていいんだと自分で納得することができました。
はじめて経験する予定された改元
まだ海外生活2年目ですが、日本にいたときにもほぼ意識するとこがなかった元号はとくに思い入れがないので、
元号が変わってもとくになんの想いもなく、たんたんと受け入れるだけかと思っていました。
昭和から平成になるときは昭和天皇が急に崩御して、しんみりと、おとなしく、高度成長できた「昭和」を懐かしもう、みたいな雰囲気がありつつも、
改元に伴う対応があわただしく過ぎてて、「ああ、、変わっちゃった」なと思い返します。
でも今回は、平成天皇みずから「交代します」と宣言してはじまった改元。
それなりに十分な準備期間もあり、葬式のような暗い雰囲気もなく
いざ元号が変わるとなると予想以上に
停滞してしまった「平成」を振り返ろう!
日本まじでやばいから!
新しい時代になにをすべきか考えよう!
みんな変わらないと!
という雰囲気があり、風が変わるかもと感じられていいなと思いました。
せっかくの機会に時代とともに変わろう
わたし自身は行き詰まり感のある日本の空気がいやでいやで、平成の間に思い切って人生を変えてきました。
いろんな挑戦や失敗を経て、自分の考え方やマインドを変え、何年も何年もかけて準備し、ようやく昨年
●21年間のサラリーマン生活をやめて
●自分でビジネスを立ち上げ
●幼子を連れて家族で海外に移住してしまう
という多くの人と違った道を踏み出しました。
まわりの友だちには面と向かって言われたことはないのですが
「いかがわしい」とか「そんなこと無理でしょう」とか
内心そんな風に思っているひとはいるのかなと思います。
でもそれは仕方ないですね、人と違った人生を歩みたいと思えば。
しかもこの挑戦はまだ道半ばで、なんとか1年生き延びることができましたが、
今のままではこの先10年は生き延びることはできたとしても、
さらにその先も自由に生きていくことは難しいかもしれないと考えています。
だからまだまだ変わっていかなければ、この風の変化に乗って、もっと自分を変えていこうと改めて思いました。
具体的には
●この下手くそな文章はもっとうまくなりたいし
●英語もうまくなりたい
●不動産以外にもより時間をかけずによりお金が入ってくる仕組みを増やして奥さんももっと自由にしてあげたい
と。
セミリタイアして海外移住を実現できた原点の本
もしこのブログを読んでくれているひとの中で、
若くしてセミリタイアしたい!海外移住したい!
と思ってる方がいたら、なにも全員がそんなことする必要はないんですけど、
挑戦したい気持ち、人と違った人生を送りたいと願う強い想いがあるのであれば、
ほかの人からいかがわしく思われても、変わらないとぜったいに実現できないです。
いまの延長、変わらない今日の連続では大きな目標の達成は困難でしょう。
わたしも最初は変わることが怖かったです。
プロフィールの中でも紹介しているのですが、わたしの場合はロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」が大きなきっかけでこれまでの価値観や、これまでの自分を否定し、
これまでとは違う見方で世界を見ることができるようになり、苦労の末、自由を手に入れました。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
ロバート キヨサキ (著)
本の内容は、著者であるロバートキヨサキが子供のころに実の父親である貧乏父さんと、友だちの金持ち父さんの二人からお金について学んでいった経験が物語風に書かれている本です。
非常に多くのことが書かれていて、しかもかなり抽象的な表現が多いので1回読んだだけでは理解できないかもしれません。
この金持ち父さん貧乏父さんはシリーズで10冊以上も出版されていて、
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント:経済的自由があなたのものになる
を次に読み、あとは
あたりを読めばだいたいわかってくると思います。
たとえ書かれているすべてが理解できなくても、すべてが賛成できなくても、得られることは多いはずです。
ちなみに、ロバートキヨサキが定義するリタイア=引退とは
「予期せぬ大きな変化があったときは別として、仕事をするかしないかは自分たちの自由になり、それでいて自分たちの持てる富はインフレに負けずに自動的に膨張する」
ことを意味しています。
わたしの場合のセミリタイアの定義は
「予期せぬ大きな変化があったときは別として、仕事はだれからも指示されることなく自分がしたいときにすればよく、それでいて家族4人が最低限生活できるだけの収入が半自動的に入ってくる仕組みをもっている」
ブログにインパクトのあるタイトルをつけたかったのでやや盛ってるのですが(笑、だいたいこんな意味です。
金持ち父さん貧乏父さん、よかったら読んでみてください。
それでは今日はこんなところで失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役会長 兼 社長 孫正義
株式会社サイバーエージェント社長 藤田晋
メルカリ会長 兼 CEO 山田進太郎
株式会社Preferred Networks社長 西川徹
株式会社シナモン社長 平野未来
株式会社ARROWS社長 浅谷治希