マレーシアにて楽天モバイルから日本通信に乗り換える方法まとめ

楽天モバイルから合理的シンプルプラン乗り換え

大変ご無沙汰しております、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今年はずっと忙しくなかなかブログが書けていませんでしたが、、

先日マレーシアにて日本の携帯番号を

楽天モバイルから日本通信に乗り換えました。

 

海外在住で楽天モバイルから乗り換えたいかたは多いと思います。

いくつか問題がありましたが、マレーシアの人柱として

問題を解決した方法をシェアします。

 

わたしは実際に乗り換えができましたが

様々な状況すべてで問題がないかを確認していません。

挑戦は自己責任でお願いします🙏

 

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前提:日本の携帯番号をなるべく安く維持しSMSはマレーシアでも受信したい

マレーシアでiPhone12Proを使っており

物理SIMにマレーシアの携帯会社Hotlinkを

eSIMには楽天モバイルを入れて利用していました。

ご存知のように残念ながら楽天モバイルは1GB以下0円を終了しました。

 

そこで楽天モバイルから別の通信キャリアに乗り換えるために

  • 楽天モバイルより料金が安い
  • eSIMに対応している
  • SMSがマレーシアでも受信可能

な乗り換え先を探して

日本通信の「合理的シンプル290プラン」

が条件を満たしていたので乗り換えることにしました。

日本通信SIM
https://www.nihontsushin.com/index.html

 

eSIMとは?

これまで物理的なチップとして携帯電話に挿していた

SIMをデジタル化したものです。

iPhoneや一部のAndroidではeSIM機能が搭載されています。

eSIM対応の携帯端末の多くは物理的なSIMカードとeSIMの2つを利用できるようになっています。

また、eSIMは対応している通信会社は限られています。

参考:iPhoneのeSIMについて

https://support.apple.com/ja-jp/HT212780

 

日本通信の格安プラン「合理的シンプル290プラン」

日本通信の主な特徴は

  • 最安プランだと1GBまで月290円
  • eSIM対応
  • 海外ローミング対応(海外で音声通話とSMS送受信)
    →マレーシアではU Mobile回線につながっています
  • 海外データローミング非対応
    →海外ではデータ通信できない

 

楽天モバイルと比較して

◯メリット

  • 維持費が安い 980円 → 290円

 

◯デメリット

  • マレーシアの物理SIMでテザリングができなくなる→【解決方法あり※後述】
  • 通話がすべて有料
    →楽天モバイルでは専用アプリによる通話が無料
  • 海外でデータ通信ができない
    →海外データローミング非対応
  • 転送電話設定が海外からできない
    →日本の回線からのみ設定可能
    →楽天モバイルではアプリで設定可能

 

わたしの目的は番号維持とSMS受信なので

デメリットはあっても維持費を削減できることを優先しました。

 

乗り換え準備

さて、具体的に乗り換える方法を説明していきます。

まず準備として

  • eSIMを使えるモバイル端末を持っている
  • 日本の身分証明書を持っている
  • その住所に届いた郵便を受け取り、マレーシアに写メなどで送ることができる

が必要です。

 

乗り換え方法

 

ポイント💡

MNP予約番号は

日本通信にMNP転入申し込みをしてから住所確認コードが

送られてくるまで時間がかかるので、

楽天モバイル側の転出申し込みはすぐにはしなくてよいです。

 

ステップ1:日本通信でプランを申し込む

こちらの日本通信のページからプランを選んで申し込む。

https://www.nihontsushin.com/service/index.html

いくつかプランがありますが

これを読んでいるかたはもう

「合理的シンプル290プラン」

を選べば良いでしょう。

ここで支払いクレジットカードの登録

本人確認書類の画像ファイルを提出などします。

日本通信側で審査され、通れば住所確認コードが

記載された封書が発送されます。

 

ステップ2:日本通信の住所確認封筒を受け取る

日本通信からの封書を日本の住所で受け取り

書類を写メなどしてもらいます。

住所確認コードや手続きへのURLが埋め込まれた

QRコードを使います。

日本通信合理的シンプルプランの住所確認コード

書いてある通り開通手続きを進めましょう。

 

ステップ3:楽天モバイルでMNP予約番号発行

開通手続きにはMNP予約番号が必要です。

楽天モバイルでMNP予約番号を発行します。

楽天モバイルアプリからでもWebサイトからでも手続きができます。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001407/

 

MNP予約番号を発行し乗り換え先で転入手続きが完了

すれば、楽天モバイル側は自動で解約になります。

 

ステップ4:日本通信で転入手続き(開通)

日本通信から届いた封書に

QRコードが記載されていて

スマホで読み込んだURLから転入手続きを進めます。

楽天モバイルで発行した

MNP予約番号

iPhone端末のEID番号
(※確認方法は日本通信からの封書に記載あり)

などが必要です。

 

問題その1:スマホから申し込みできない・・

日本通信からの封書にはスマホで

QRコードを読み取って手続きを進めるよう

書いてありますが・・

問題その1

スマホから申し込むとエラーになった。。

理由はよくわかりませんが、正しいMNP予約番号や

EIDを何度入力しても却下されました。。

日本通信合理的シンプルプランの
解決方法

PCから日本通信SIMサイトにログインして申し込んだ結果。

一応、VPNを接続したPCで申し込みサイトに

アクセスしました。

同じ入力内容なのにあっさり申し込みできました。

VPNを接続したのはたぶん関係ないと思います。

VPNは関係ないと思いますが、、

VPNなしで申し込みサイトで手続きできる

か確認はしていません。

 

ステップ5:iPhone端末の設定

転入手続きが完了すると

開通手続き完了メールが届きます。

 

iPhone端末の設定をします。
https://www.nihontsushin.com/support/support_esim_setting.html

 

日本通信の説明ページでは日本通信eSIMを主回線に

するように記載されていますが

マレーシアの物理SIMを主回線に

日本通信eSIMを副回線にしても問題ありません。

 

ステップ6:海外ローミング設定(音声オプション変更)

日本通信は海外ローミングがデフォルト利用不可

になっているので、マイページから

自分で海外ローミングをONにします。

日本通信マイページ
https://mypage.bmobile.ne.jp/

マイページの「音声オプション変更」メニュー

から国際ローミングの契約内容を変更します。

0円(利用不可) → 50,000円

表現がわかりにくいのですが、、

これで海外ローミングがONになります。

ONと同時に利用額上限50,000円に設定されます。

これで日本の携帯番号でSMSが受信可能になっているはずです。

マレーシアでSMSを受信できるか確かめてみましょう。

 

問題その2:マレーシアのSIMでテザリングできない・・

MASAKI
マレーシアで日本の携帯番号でSMSが受信できるようになった!

やったー!

と思っていたのもつかの間。

マレーシアの物理SIMはHotlinkを利用しているのですが

Hotlinkでテザリング(Hotspot)ができなくなっていました。。

 

問題その2

マレーシアのSIMでテザリングができなくなった。

原因はおそらくiPhone設定時にインストールした

APNプロファイルだと思われます。

APNプロファイルは日本通信SIMでDocomo回線に

接続するため必要なファイルです。

解決方法

APNプロファイルを削除する。

マレーシアで海外ローミングをしてSMS受信するだけであれば

APNプロファイルは不要なはずなので

APNプロファイルを削除しました。

削除したらテザリングが再び使えるようになり

日本通信eSIMのSMSも受信できるままです。

 

APNプロファイル削除方法
https://news.mynavi.jp/article/20220426-iphone_why/

 

APNプロファイル再設定方法
https://www.nihontsushin.com/support/support_apn_setting.html

 

注意:

Hotlink以外のマレーシア通信キャリアでは

テザリングに問題はないかもしれません。

 

そもそもテザリングを利用しない場合は

APNプロファイルを削除する必要はありません。

 

マレーシア国内ではAPNプロファイルは不要ですが

日本で日本通信eSIMを使用するにはAPNプロファイルを

設定してある必要があります。

日本で利用する時にはAPNプロファイルを再設定

しましょう。

 

FAQ

 

Q:iPhoneじゃないと日本通信に乗り換えできないのですか?

A:いいえ、できるはずです。

具体的にeSIMが利用できるAndoroid端末については

日本通信のサイトで確認してください。

端末側の設定は少し異なるはずですが

本記事内容とほぼ同じ流れで

乗り換えできるはずです。

 

Q:eSIMじゃないと乗り換えできないのですか?

A:いいえ、物理SIMでもできるはずです。

物理SIMでも挙動は基本同じはずですが

本記事ではマレーシアから遠隔で

乗り換える手順を記載しており

日本の住所に届いたSIMカードをマレーシアに

送る日数を考慮する必要があります。

日本通信に申し込みしてから1ヶ月以内

乗り換える手順を完了させる必要があります。

 

Q:APNプロファイルは必ず削除する必要があるのですか?

A:いいえ、テザリングに問題でた場合に削除すればよいです。

Hotlink以外のマレーシア通信キャリアでは

テザリングに問題はないかもしれません。

そもそもテザリングを利用しない場合は

APNプロファイルを削除する必要はありません。

 

Q:マレーシアからじゃなくても乗り換えできますよね?

A:はい、もちろんできます。

日本に帰国した時に乗り換えてもいいですね。

 

まとめ

なるべくポイントを絞ってまとめましたが

長々とした説明になってしまいました。。

しかし、こうやって楽天モバイルeSIMから

日本通信のeSIMへ乗り換えを完了しました。

引っかかったのは

開通手続きがスマホでできなかった

マレーシアの物理SIMでテザリングができなくなった

の2点でした。

スマホで手続きできなかったのは

一時的な問題だったのかもしれません。

また、マレーシアの物理SIMでテザリングを

できるようにするために

APNプロファイルを削除したら日本での

通信ができなくなるので

日本に帰国した時には忘れずに

APNプロファイルをインストールしましょう。

 

それではよいマレーシア生活を!

 

参考記事

参考にさせていただきました。

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