こんにちは、マサキです。
KL生活では子供の保育園送迎、買い物などで車を使っています。
これまではTouch’n GoカードというICカードで高速道路(有料道路)の支払いをしていましたが
最近、使えるようになった無線通信のRFID Tagにしました。
RFID Tagとは
概要
RFID Tagは日本のETCと似て有料道路の通行料が支払えます。
日本のETCでは車載機器にETC専用クレジットカードを指して使いますが
マレーシアのRFID TagはICタグが埋め込まれたシールを車の表面に貼って使います。
もともとマレーシアでも日本のETCとほぼ同様のSmartTAGという
車載機器+Touch’nGoカード挿入(ICカード)
で利用する方式が主流でした。
そのSmartTAGの次世代方式としてRFID Tagがはじまっています。
- 有料道路の料金所で支払いに使える
- 無線通信ICチップが埋め込まれたタグ(シール)
- タグを車のフロントガラスまたはヘッドライトに貼って使用
- スマートフォンアプリの Touch’n Go eWallet と連携して決済
- 車側にはタグを貼るだけでよく機器も電源も必要ない
2019年から実運用が開始され、当初はマレーシア人のみ利用ができましたが
現在はマレーシア人という制限はなくなりました。
しかし、Touch’n Go eWallet アプリが国設定で「マレーシア」のみ
インストール可能だったため
わたしは最近まで利用できませんでした。(※iPhoneを日本設定で使ってます)
最近になってTouch’n Go eWallet アプリが日本設定のiPhoneで
インストールできるようになったのを知って
早速利用設定をしました。
Touch’n Go のRFID TagをLazadaで注文しました
最近、Touch’n Go eWalletアプリが日本国じゃなくてもインストールできるようになったので私でも使えるようになりました
RFID Tagは日本のETCのような有料道路の非接触支払いシステムで
車側はシールタイプのタグを貼るだけで
機器は不要です pic.twitter.com/57TcvIm9UI— Masaki🇲🇾マレーシア子連れ移住 (@masaki_noarika) July 5, 2020
※訂正
誤) 日本国じゃなくても
正) 日本国設定でも
メリット
- 通行料支払いが楽で早い
- 車載機器を買う必要がない
- チャージ(Reload)がアプリで完結する、チャージ手数料は無料
- リアルタイムで支払い通知がくる、使ったことがすぐわかる
- 利用者が増えれば渋滞解消
デメリット
- スマートフォンアプリ(Touch’n Go eWallet)を使う必要がある
- チャージ(Reload)するにはクレジットカードかオンラインバンキングが必要
RFID Tagの利用方法
RFIDタグを購入する
ECサイトのLazadaまたはShopeeで購入することができます。
値段は RM35(約880円)に送料が別途かかります。
わたしが購入したときは送料 RM3.5(約90円)でしたが
Lazadaの送料無料バウチャー利用で無料でした。
注文してから数日で届きました。
ICチップが埋め込まれたタグ(シール)と
識別番号が書かれたバーコードが封入されています。
バーコードはアクティベイトするのに使用します。
Touch’n Go eWallet アプリをインストール
RFID Tagにはタグと連携して決済するためのアプリが必要です。
インストールしてユーザー登録しましょう。
このアプリとしてはRFIDだけなく
- QRコード決済
- Touch’n Goカードを登録して残高管理
- 送金サービス
などいろいろな機能、サービスを利用することができるアプリです。
RFIDタグをアクティベイトする
Touch’n Go eWalletアプリを使用して
購入したRFID Tagの識別番号、
利用者情報、利用する車の情報などを入力してアクティベイトします。
ただし、アクティベイト操作が完了してもすぐに使えるわけではなく
センター側のアクティベイト処理が完了するまで利用できません。
24時間以内に処理が完了するとされていますが
わたしは5、6時間かかったでしょうか。
アプリで処理完了の通知がきました。
RFIDタグを車に貼り付ける
アクティベイト処理が完了するとRFID Tagが利用できるようになります。
タグ(シール)を車に貼りましょう。
貼る場所は
- フロントガラス左上部の表面または
- 左ヘッドライトの表面
のどちらかです。
わたしは左ヘッドライトに貼りましたが
フロントガラスに貼るひとは室内からではなく
外側の表面に貼る必要があるので注意しましょう。
シールの素材が想像以上に安っぽく
カーブになっているヘッドライトに貼るのはちょっと難しく
若干空気が入ってしまいました。。
結構早く剥がれてしまうかもしれません。
実際にRFIDゲートを通過してみた
ゲートによって反応速度が異なり
ほとんど停まってからゲートが開くところもあれば
ゆっくり走る速度で開くところもありました。
ゲートを通過してすぐにTouch’n Go eWalletアプリの利用通知がきます。
これまで完全に停車して、カードをかざして通過していたのにくらべると
快適!楽ちん!
まとめ
2018年にはSmartTagから次世代のRFIDへ切り替わる話は聞いていたので
もっと早く使えるようになるかと思っていましたが
ようやく使えるようになったか、という感想です。
2020年7月現在での利用状況は
KL郊外住宅地の感覚では、RFIDを使っている車は1割いるかどうかという感じです。
しかし、RM35(送料別途)だけでスマートに通行料が支払えるようになるので
すぐに利用者は増えると思います。
利用者が増えて少しでも渋滞が解消されることを願っています。
RFID公式サイト
https://www.tngdigital.com.my/urban-mobility/rfid
最後まで読んでいただきありがとうございました。