9月5日からマレーシアでも『天気の子』が上映開始しまして、さっそく観に行ってきました!
今回は『天気の子』の感想と、それだけだとつまらないので
クアラルンプールの映画館がどんな感じかをレポートしたいと思います。
『天気の子』感想
どんなお話かは、いろんなところでいろんなひとが語っていますので省くとして。
結論としては
でした。
東京の景色
40年以上東京で暮らして、東京で働いて、東京に疲れていた自分では
新宿駅なんかは、新宿駅につながる沿線に幼少期から住んでいたので
何百回、もしかしたら何千回も行ったのかもしれないくらい。
代々木駅前のあの古びたビルも、通勤の乗り換え駅が代々木だったので
いつも見てました。
池袋はそんなに行かなかったけど
前職が六本木ヒルズに1〜2年職場あって、その後同じ六本木の東京ミッドタウンに職場が移って10年も通っていました。
とにかく、東京の景色があんなに綺麗だなんて実際住んでると感じなかった。
感じなかったというか、忘れていました。
小学校高学年くらい?中学生くらいかな、友だちと電車に乗って遊びに行き始めたあのころや
33歳で六本木の某ネット企業に転職して、同僚や彼女と夜の街を毎週飲み歩いていたあのころは
東京の景色が映画みたいに輝いていたのを思い出しました。
自分の心の窓が曇っているか澄んでいるかで、街も空もぜんぜん違って見えるんですよね。
主人公
そして、主人公のHodakaとHinaがまた純粋で透明でキラキラ眩しいほど。
もうわたしのような歳になると、16歳のHodakaに自分の息子たちを重ねて観てしまうのです。
Hodakaがつらくて苦しとき、キラキラして楽しそうなとき
息子たちだったらどんなことを思うのかな、どんなこと言うのかなと頭をよぎってしまいます。
音楽
あと忘れてはならないのが音楽、RADWINPS。
映画と一心同体、ちょっと歌入りの曲が多めだったけどとてもよかった。
映画館の大音量で聴くのがいいです、テレビの音ではこうはいかないです。
ストーリー
そして、ラストに向けてストーリーが加速していきます
映像、セリフ、効果音、楽曲が渾然一体となってあふれてくる波動に心が揺さぶられて
・・・涙腺の壁がかなり低くなってしまったわたしはぽろぽろと・・・
ああ、すごかった、また映画館で観たい!
と、なったわけです。
物語の結末は監督自らが語っていましたが「賛否両論」あり。
わたしは賛成、というか観れてよかった、このストーリーを理解できる日本人でよかったと思いました。
この繊細なストーリーをローカルのマレーシア人たちは理解できたのかなあ。
客層
とりあえず初日で初回のスクリーン部屋は2〜3割の客入りで
学生や若い会社員のような人々、女性が多め
日本人(中年)はわたし1人だったと思われます。
エンディングロールが流れてもみんななかなか立ち上がらず
満足しているようにはみえました。
ちなみに↓こちら『天気の子』マレーシア版の予告動画です。
多民族国家マレーシアならではの3行字幕をご堪能ください(マレー語、中国語、英語)
本番の映画でも3行字幕です、はっきり言ってじゃまですw
クアラルンプールでの映画鑑賞はこんな感じ
ここからは気持ちを切り替えてクアラルンプールの映画鑑賞事情です。
1Utama Shopping Centre
今回鑑賞したのはクアラルンプール郊外にある 1 Utama Shopping CentreのTGVシネマズ。
『天気の子』はクアラルンプールで2大シネマのひとつTGVシネマズで上映されることと
1 Utamaだけが上映するスクリーン部屋がラグジュアリータイプが選べたのでここを選びました。
1 Utama はちょっと前では世界でもトップ10に入る巨大ショッピングモールで
Old WingとNew Wingとに分かれてそれぞれが何百店舗もテナントが入っている大きなショッピングモールです。
大きくて、わかりにくくて最初何回かは駐車場の自分の車になかなか戻れずほんとに迷子になりそうでした。。(笑
そんな1Utama のTGVシネマズはOld Wingの方にあって、とにかくビル内の案内をちょこちょこチェックしながら
上の階を目指すとそこにあります。
TGVシネマズ 1 Utama
こんな感じのフロアが。
館内に入るとチケット販売機が並んでいますが、公式サイトで事前にチケット購入できるので
だいぶ使う人も減っていると思われます。
わたしも事前に公式サイトで購入しました、座席も指定できるのですが料金は
RM15.00 = 390円 ポッキリ!
安いですねえ
午前中のほぼ初回の時間だったのでがらがらのフロア。
売店でドリンクとかスナックを買いましょう。
もう一つのシネマチェーンのGSCはポップコーン押しがすごいのですが
TGVはいろいろバリエーションがありました。
上映するスクリーンの準備ができたら「Now Seating」の下のスクリーン番号が点灯
わたしは今回は RM15.00=390円 ポッキリのLUXEのスクリーンへ
階段付近にいる係員にチケット(スマホ画面)を見せて、軽い荷物チェックをしてから昇っていきます。
じゃーん、広くはないですが座席が広々で、前後の間隔も余裕があってとても観やすかったです。
RM15.00=390円 ポッキリなのにもかかわらず。
それではごゆっくり鑑賞を〜てな感じです。
映画鑑賞のあとは
さて、『天気の子』を存分に楽しんだらお腹がすきますよね?
はい、ラーメンきた
1 Utamaにはおすすめのラーメン屋さんがあります。
TGVシネマのあるOld Wingに日本の百貨店のISETANが入っているのですが
そのISETANには日本食レストランが多く入っていて『麺屋武蔵』があります。
クアラルンプールの日本食レストランでかなり存在感のある鮮家グループ(SUSHI TRAIN)の運営する
ラーメン屋さんです。
ちょっと前に閉店してしまったワンモントキアラの神風とほぼ同じメニューで
豚骨ベースのスープに白、黒、赤の香味油を選んで注文します。
写真は味玉ラーメン(黒)で
RM 25.00 = 650円 (別途サービス料10%+サービス税6%が加算)
サービス料と税で16%って高いけど、レストランで食べると取られます。
クアラルンプールのラーメンについては当ブログの人気コンテンツである
KLラーメンまとめをご覧くださいませ。
まとめ
新海誠監督の前作『君の名は。』も映画館で2回観たのですが
今回の『天気の子』も1回観ただけでは足りないので、近日また観に行きたいと思います。
マレーシア在住で『君の名は。』がよかったあなたは、ぜひこの機会に映画館で観たらいいと思います!
日本映画はこちらでは早ければ2週間とかで終わってしまうことがありますから
お早めに!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
すごかった、また映画館で観たい!