Wise日本から早く安く海外送金する方法

わたしはMM2Hというビザでマレーシアにきていますので、日本での収入をベースにこちらで生活しています。

MM2Hではマレーシアで就労できません。

正確には50歳未満は就労できない、50歳以上であれば週20時間を上限に政府に申請することによって就労可能という感じです。

ですので、日本での主に不動産収入をマレーシアの自分の銀行口座に定期的に送金しながら生活をしています。

海外送金はいろんな銀行、金融機関がサービスを提供していますが、わたしは Wise を利用しています。

手数料が安く、早く送金できるからです。

Table of Contents

日本円を海外へ送金する

銀行の海外送金

海外送金の方法でよく使われるのが銀行での海外送金ですが、

送金するために複数の金融機関を経由して送金先の口座に送られます。

そのため、各経由箇所でそれぞれ手数料を差し引かれます。

・送金手数料
・中継手数料
・受取手数料
が差し引かれ、さらに

・隠れた手数料

がかかります。

隠れた手数料

海外送金を実施している多くの金融機関は、手数料を安く見せるために、本来の為替レートに手数料(スプレッド)を乗せています。

スプレッドは最大５％とも言われ、

実際、「手数料が安い」を謳っている某R天銀行で海外送金をしましたが、
着金した金額は送金した金額から93.3%ほど、手数料合わせて6.7%くらいもっていかれました。。

Wiseは毎回送金額の99%以上が着金しています。
そして送金のスピードが早く、いつもだいたい数営業日、最短で当日に届きました。

Wise (旧TransferWise)

※2021年3月までTransferWiseという名称だったのがWiseに変更されています

Wise
https://wise.com/

Wiseの送金の流れ

Wise の仕組みが実際にお金を送っているのではなく

利用者が送金元の国にあるWiseの銀行口座に振り込んだ金額を

送金先の国にあるWiseの銀行口座から利用者の受取り銀行口座へ振込み処理をするからです。

1回の海外送金を行う代わりに、2回の国内送金（振込み）を行うことにより早く安く送金します。

頻繁に送金するロングステイヤーにとってこの着金額の差は大きな違いかと思います。

Wiseで送金シミュレーション

Wiseでは送金する前に簡単に手数料や受取額を確認することができます。

楽天銀行など一部の金融機関、送金サービスと比較できます。

ご自身が他に検討している金融機関や送金サービスとも比較して

ほんとうに 安いか＝受取額が最大か を確認してみましょう。

https://wise.com/jp/send-money/send-money-to-malaysia

マルチカレンシー口座とデビットカード

Wiseには海外送金以外にもう一つ便利なサービスがあります。

マルチカレンシー口座

と

デビットカード

です。

Wise マルチカレンシー口座
https://wise.com/jp/multi-currency-account/

マルチカレンシー口座とは複数の通貨を保有できる口座のことで

Wiseの場合は50通貨以上(※)を保有するこができ

そのうちの主要10通貨(※)については振込が可能な口座情報を持つことが可能

さらには保有通貨で支払いができるデビットカードを発行することができます。

概要

・入金方法は2種類
　10通貨は直接口座指定、その他はWise口座経由
・10通貨は外から送金できる口座情報を持てる
・各通貨は両替可(手数料あり)
・デビットカードは各保有通貨で決済できる

ざっくり流れ

主要10通貨に日本円が入っていたらもっと便利に使えるのですが

マレーシアリンギットを保有し

デビットカードで決済することができるので

マレーシア生活でも十分活用できています。

※2021年5月現在の取り扱い通貨数で、今後も増えていく予定

※参考　デビットカードが開始したときのツイート

今話題のTransferWiseのマルチカレンシー口座と
そのデビッドカード
日本で利用可能になったとのことで
使い方が難しくて全部理解できてませんが
とりあえずデビッドカードを注文しました
発行料1,200円 pic.twitter.com/0otYqKWKjR

— Masaki🇲🇾マレーシア子連れ移住 (@masaki_noarika) January 26, 2021