MCO3.0 次男4歳コロナ禍の救急外来へ

マレーシアMCO3.0中に救急外来へ

こんにちは、マレーシアに子連れで移住して4年目のマサキです。

今年に入ってからわが家はほぼ絶え間なく

家族の誰かしらが何かしらで病院にかかっており

落ち着かない日々が続いているのですが

先週末に4歳次男が体調不良で

緊急救急外来へ行くこととなり

備忘録としてまとめておきます。

 

救急外来に駆け込んだものの

結果的には入院はせず

体調は概ね回復しています。

 

救急外来の備忘録

1日目(土曜日):突然の発熱

1日目(土曜日) メモ

[朝]

朝起きてすぐに発熱(38度越え39度間近)、嘔吐

少し様子をみたがすぐに回復は難しいと思われ

かかりつけクリニックに診察予約。

 

[昼]

1回目クリニック診察

発熱があるためクリニックでの診察は

通常の医院ではなく、屋外テント、関係者は防護服

血液検査の結果
細菌性の可能性

詳細な検査結果は火曜日にならないと出ない

抗生剤、解熱剤を処方される。

 

 
 
 
 
 
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<クリニックの屋外テントはこんな感じ>

 

[夕方]

2回目クリニック診察

薬を飲んでも嘔吐してしまうため再度診察を予約
→オンライン診察

吐き気止薬処方され

クリニックに薬だけを取りに行く。

 

[夜]

水分は少し取れるが

吐き気止薬を飲んでものちに嘔吐してしまう状態。

いつでもホスピタルに駆け込めるよう入院セットは準備

・着替え、上着、歯ブラシ
・クリニックで処方された薬
・医療保険カード、パスポート
など

 

[深夜]

水分は少し摂れているが

様態は悪いし薬を十分に飲めていない。

救急外来に連れていくか判断に迷う…

状態は良くない、薬は飲めないが水分は摂れている

深夜に、コロナ禍で、車で移動して

ホスピタルで待たされて体力的にもつのか…

『今はこのまま様子見、朝の様態が変わらないか悪化してたらすぐ救急外来へ』

と判断する。

一晩中何度も起きては水分を少し摂らせての繰り返し…

 

2日目(日曜日):調子がいい時間もあれば苦しい時間もある

2日目(日曜日) メモ

[朝]

夜のうちは何度も起きたものの

落ち着いて水分は摂れていたため

一旦、様子見と判断。

 

[昼]

相変わらず薬、食べ物を受け付けない

水分はなんとか取れている状態。

丸1日以上ほとんど栄養は摂れていない。

元気がなくなってきた。

救急外来へ行くか最終判断のため

クリニックに電話相談

「もうクリニックではすでに出せる薬は処方している

今から通院予約して来院して処置するにも時間がかかって危ない

今すぐ救急外来に行くべき。」

 

すぐに自分の車でホスピタルへ向かう。

次男の希望で妻が付き添い対応。

自分と長男は家で留守番する。

向かうのは以前長男が入院したことのあるホスピタル。

通常は日本語通訳がいるホスピタルだから

事前に電話にて連絡をしたが日曜日だからかつかまらない。

とにかく直接救急外来へ行くことにする。

 

コロナ禍に発熱者が受け付けてもらえるか心配だったが

スムーズに受け付けできた。

ホスピタルは混んでもなく空いてもなくだが

関係者はみな防護服

 

〜診察〜

そんなに細かい検査はせず

次男の外観をざっと確認した結果

「状態は悪くないから

自宅でがんばったほうがいいだろう

入院にはPCR検査が必要で

院内にはたくさんのコロナ患者がいるが

それでも入院したいか?

 

点滴も実施することはできないとのことで

座薬を処置してもらって終了した。

通訳はつかまらなかったが

グーグル翻訳と

ホスピタルにあった「症状の指差し翻訳」で対応した。

 

座薬などいくつか薬を処方してもらい会計。

加入している医療保険は入院保険タイプなので

保険は適用できず実費精算

合計RM300くらい。

 

ホスピタルから戻ってきた次男は落ち着いている

座薬で楽になったよう。

出迎えて抱きしめた、涙。

 

[夕方]

吐き気止薬と抗生剤を飲んだあと気分は悪そうだが

なんとか嘔吐せず飲めるようになった。

少し回復してきている。

 

3日目(月曜日):回復に向かう

3日目(月曜日) メモ

[朝]

眠そうだが顔色はよく

薬を飲んでももどさない。

水分と食事(お粥)も取れるようになってきた。

 

[昼〜夜]

薬と食事(お粥)を何度食べても気持ち悪くならず

動き回って遊び始める。

 

4日目(火曜日):回復を確認

4日目(火曜日) メモ

[朝]

3回目のクリニック診察

土曜日の血液検査の結果
→細菌の反応はなく異常なし

発熱と嘔吐を伴う風邪でした。

クリニックの屋外テント

 

小さな子ども/海外/コロナ禍の難しさ

小さな子どもの対応の難しさ

突然体調を崩す

大人だとちょっと具合悪くなってきたなとか

予兆を感じて事前に対処したりしますが

小さな子どもは突然体調を崩すので対応が難しいです。

 

言葉で具合を説明できない

突然はじまった体調不良を

どこがどんな風に苦しいのか

どうしたいのか

うまく言葉で説明できません。

 

回避行動ができない

嘔吐するにもトイレや袋に出すことができない

嘔吐物を寝ながら出してしまう…

 

言葉の難しさ

医師との会話は英語。

日常生活ではあまり困らなかったとしても

病気関係の会話は難しく

細かいニュアンスを正確に伝えるのは難しい。

スマホのグーグル翻訳を見せたり

今回は病院に症状の指差し翻訳があったため

なんとかなった。

気合でなんとかなる!

 

コロナ禍の難しさ

平常時と違ってコロナ禍では

いろいろと対応が異なる。

私立病院でもコロナ患者を受け入れていると思われ

医療はかなり切迫している。

MCOの制限で配車サービスが

深夜早朝は営業していない

急病人を運ぶためにGrabを使うことはできません。

 

しかし、難しいから無理といっているわけではなく

できる備えはあります。

日頃の備えの重要性

わが家は移住1年目に長男が入院する事態になった経験もあり

日頃から備えをしています。

→こちらの記事中で入院についてふれています

 

医療保険

ホスピタルの救急外来ではまず

身元の確認(パスポート)と

支払い方法を確認されます。

具体的には医療保険の加入者カードを提示するか

医療保険に加入していなければ

クレジットカードで高額な?デポジットを求められ

その場で払えなければ診察してもらえません。

 

わが家は日頃のクリニックは

日本の健康保険で「海外療養費請求」。

入院など大きな医療はマレーシアで購入した

入院保険でカバーしています。

※海外療養費請求については記事最下部↓の関連記事参照

 

どこのホスピタルに駆け込むか、連絡先を控えておく

加入している医療保険が適用でき

遠すぎない距離で

しっかりとした医療レベル

英語に自信がなければ

通訳がいるホスピタルをリストアップしておき

電話番号を携帯の連絡先に入力しておき

できれば救急外来の受け付け場所も確認しておくといいです。

 

移送手段の確保

マレーシアは日本と違って救急車はレベルが低いとされています。

公共の救急車はほとんどないので

到着に時間がかかる場合があり

救急車の交通事故も見かけます。

 

病人の搬送は自家用車や

ホスピタルの救急車

民間救急サービスの利用

またGrabなどの配車サービスも準備しておきたい。

 

今回はMCO期間中だったため

Grabタクシーの営業は22時までだった。

 

わが家は自家用車があるからいいが

Grab頼みの人は

行くつもりのホスピタルに救急車あるところを選ぶか

民間救急車の準備をしておたほうがいいです。

 

備考:クリニックとホスピタルの違い

日本でも一般的になってきましたが

救急の場合以外は、まずはクリニックにて診察を受けます。

クリニックでの診察の結果

重篤、緊急と判断されると

総合病院(ホスピタル)を紹介されます。

夜間、休日などはクリニックがお休みだったりするので

その時は必要であれば自分の判断で

ホスピタルの救急外来へに直接行くことになります。

 

まとめ

今回、3年ぶりに救急外来へ行きましたが

ちょっと重めの体調不良になったときに

いつも悩むのが

「どのタイミングで救急外来に向かうか」

です。

クリニックの医師の判断としては
→すぐに救急外来へ行き入院前提の治療が必要
※点滴は入院しないとできないらしい

ホスピタルの医師が診察した上での判断は
→入院不要、家で療養せよ

医師でも判断がわかれるところ。

今回は大事に至らずにほんとうによかったですが

結果的には行かずに家で看病していても

よかったかもしれません。

とにかく息子が回復してなによりです。

 

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今日はこんなところで

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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